『神様になった日』ループ考察・伏線まとめ【肯定説VS否定説】

『神様になった日』ループ考察・伏線まとめ【肯定説VS否定説】

『神様になった日』はループしているのか?という点について、肯定説・否定説に分けて伏線の謎を考察。

『神様になった日』はループするストーリーなのか、ループだと考察できる伏線はどこなのか?などをネタバレ考察していきます。

『神様になった日』ループ肯定説

両親の意味深な素振り

アニメ『神様になった日』ループ肯定説1つ目は、ひなが成神家にやってくることを、成神陽太の両親が既に知っていたかのような素振りを2話で見せている点です。

突然ひなは成神家にやってきますが、成神家の両親は、初対面であるはずの ひな を成神家に泊めていました。
そして成神家の父・成神大地は、本当にこんな日が来るとは思っていなかった気持ちを、2話で打ち明けています。さらに、ひなのことを親戚の子とも言っていました。

これは、成神家の両親は親戚から「子供がループして、成神家を訪ねてくるかもしれないから、そのときは面倒を見てやって欲しい」などと事前に言われていた可能性があります。その親戚とは、7話を見る限りでは博士の可能性が高いですね。
だからこそ、成神家の両親は、初対面の ひな を快く受け入れたと考察することができます。

さらに博士は、ひながループしている事態を解決する方法の一つとして、「何かあったら成神家に行きなさい」などと、ひなに伝えていたと考察することも可能かもしれません。

(8話視聴後追記)親戚ではなく恩師、ひな=恩師の孫であることが判明。また、「見かけたら世話をしてやってくれ」などと言われていたことも明らかになりました。

ひなが未来を的中させている

『神様になった日』ループ肯定説2つ目は、ひなが未来を的中させている点です。ひなは全知の神を自称していますが、これはひながループしており、一度経験したことは知っているからと考察することができます。

成神陽太たちの名前を知らなかったのは、前ルートでは成神陽太たちと出会っておらず、別ルートを辿ったからと説明することもできます。

成神陽太たちに起こる出来事を的中させるシーンがあるのは、物事を把握・分析する能力に長けているか、未来予知能力を持ったうえでループしていると考えれば納得できる気がします。

未来予知能力がある場合、未来を予知できるが未来を変えることまではできない、と考えた上で、ひなが望む未来になっていないからこそループを繰り返している、と考察することも可能かもしれません。

写真のひなが若い

『神様になった日』ループ肯定説3つ目は、ひなの姿が 7話で鈴木央人が見つけた写真よりも若く見える点です。

この違いは、ひながループして若い年齢になっているからだと考察することができます。

金魚とED映像

『神様になった日』ループ肯定説4つ目は、ED映像の金魚が時間軸を移動しているように見える点です。

金魚はひなの象徴になっていて、ED映像では丸い枠の中を金魚(=ひな)が進んでおり、これがループのシーンを映し出していると考察することができます。

またKey作品『Charlotte』では、乙坂隼翼がタイムリープするときにブルー系の空間を通っている描写があります。その絵が、『神様になった日』ED映像をはじめ、キービジュアル第3弾などでも似たような絵が登場している点も、ループ肯定説と親和性のある伏線だと解釈することができます。

『神様になった日』ループ否定説

ここからは『神様になった日』ループ否定説について考えていきます。ループ否定説では、ループ肯定説への批判的見解と自説の補強を述べています。

博士と両親

『神様になった日』ループ否定説1つ目は、ループ肯定説1つ目への批判的見解が成立する点です。仮に、成神家の両親は ひなが訪ねてくるかもしれないことを聞いていたとしても、それが必ずしもループに繋がるとは言い切れません。

ひながループ少女でない場合でも、博士が成神家の両親に事前連絡している可能性がありえます。(8話視聴後追記)事前連絡していたことが判明。

未来予知

『神様になった日』ループ否定説2つ目は、ループ肯定説2つ目への批判的見解が一部成立する点です。ひなが未来を的中させているのは、ひなの未来予知能力によるものであり、ループによる経験則ではないと批判できます。

ひなが成神家の名前やゲームの存在を知らなかったのは、未来予知能力が文字通り未来を予知できるだけであり、基本的な名前やモノの概念まではカバーしていないと考えることもできます。

時間軸

『神様になった日』ループ否定説3つ目は、ループ肯定説3つ目への批判的見解が成立する点です。

ひなの姿が 7話で鈴木央人が見つけた写真よりも若く見えるのは、ひなの時間軸は鈴木央人の時間軸よりも前というだけであって、必ずしもループと言い切れないと批判できます。

アニメ内で同じ時間軸を描いているわけではなく、ひなの時間軸は過去編・回想、鈴木央人の時間軸は未来編・現実という見方ができます。

(8話視聴後追記)8話では、ひなが会っていた父親と鈴木央人が接触しているシーンが描かれていました。これは同じ世界線の場合と、鈴木央人が時間軸を移動してきた場合などが考えられそうです。
さらに、ひなが先天性の病気を患っていたことも判明。立つことも話すことも難しい難病ですので、元気なひなが存在している点を、肯定説ではうまく説明できないと指摘できます。

■病気情報
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タイムリープ・世界線

『神様になった日』ループ否定説4つ目は、ループ肯定説4つ目への批判的見解が成立する点です。

金魚の空間移動は、同じ世界線の時間を遡るタイムリープではなく、別の世界線に移動していると考察することができます。例えば、並行世界やゲームの世界などが考えられます。

『神様になった日』ループ考察・伏線まとめ

『神様になった日』のループについて、肯定説・否定説に分けて伏線の謎をネタバレ考察いたしました。

『神様になった日』はループ・タイムリープ作品なのか?という点などを考察しながら観るのも楽しいアニメとなっています。1回観た後に、2回目は伏線の謎をじっくり考察するのも面白いですよね。

様々な考察をしながら、今後もアニメ『神様になった日』を視聴継続していきましょう!

※この記事に掲載されている考察内容の全部または一部を、手段や形態を問わず複製・転載・翻案・編集・改変することを禁じます。

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