かのかり、麻美(まみ)過去&あの人考察。浦島太郎&白馬、父親もネタバレ解釈

かのかり、麻美(まみ)過去&あの人考察。浦島太郎&白馬、父親もネタバレ解釈

『彼女、お借りします(かのかり)』七海麻美(ななみまみ)の過去&あの人をネタバレ込みで考察。

七海麻美は過去に何があったのか?あの人は誰か?父親・浦島太郎・白馬との関係も振り返りつつ、七海麻美の過去&あの人を考察していきます。

『かのかり』七海麻美(ななみまみ)とは


©宮島礼吏・講談社
『彼女、お借りします』原作漫画2巻

『彼女、お借りします(かのかり)』七海麻美(ななみまみ)は、木ノ下和也の元カノ。家族構成は父親・母親・弟で、七海麻美は姉です。見た目は金髪ショートヘア、オシャレでかわいい衣装などが魅力的です。

性格は裏表が激しく、闇落ち・メンヘラ傾向も伺えます。SNSの裏垢で毒を吐くなど怖い一面も見せています。七海麻美の闇は、暗く辛い過去が関係している印象です。その過去に加え、あの人に関する伏線についても、以下よりネタバレ込みで考察していきます。

麻美過去考察(ネタバレ注意)

学校・お金持ち

七海麻美の過去話が明かされた際には、中学・高校が一貫制のお嬢様学校であることが語られています。また、家にあるもの・高級車などの描写から、七海麻美の実家はお金持ちだと考察できます。

父親

七海麻美は父親から厳しく干渉された過去もあります。父親は教育熱心かつ過保護で、ある意味では七海麻美の自由を奪っていたと考察できます。七海麻美は父親に抑圧された過去の影響で、闇落ちしたと解釈できます。

浦島太郎・白馬

『かのかり』では、七海麻美が木ノ下和也の前に付き合っていた元カレの話も描かれています。名前はおとぎ話に出てくる人物と同名の浦島太郎(うらしまたろう)。七海麻美は知人を介して浦島太郎と知り合い、付き合っています。

ところが、七海麻美の父親は白馬(はくば)との結婚を望んでいました。そして突然、浦島太郎は七海麻美に別れ話をしていますので、七海麻美の父親が別れるように言ったと考察できます。

ちなみに、浦島太郎は他に好きな人ができたからという理由で振っています。これは、七海麻美が木ノ下和也を振ったセリフ内容と同じです。そうすると、自分が浦島太郎から言われたことを木ノ下和也にも言ったことになります。

これを悪い方向に解釈すると、自分がひどい仕打ちを受けたことは、誰かにも味合わせようとする所があるとも考察できます。良い方向に解釈すると、恋人への振り方はソレしか知らないため、同じ内容を言ったとも受け取れます。

比喩

七海麻美の元カレは浦島太郎という名前でしたので、おとぎ話「浦島太郎」と関連があると考えることもできます。

「浦島太郎」のあらすじは、子供が亀をいじめていたため 浦島太郎が子供に同じことをして理解させた後、助けた亀の案内で竜宮城に行き、乙姫達から歓迎されていく内容。そして、開けてはいけないと言われていた玉手箱を開けると、老人になる話です。

同じことをするのは、七海麻美が木ノ下和也を振ったセリフ内容などが連想されます。禁止行為をして悪い影響が出る点は、七海麻美が浦島太郎と付き合って別れ、闇落ちする展開が思い浮かびます。白馬ではない相手と付き合って父親に反対され、悪い影響が出ていったと言えます。

元カレ・浦島太郎本人は、七海麻美の父親に言われた通り別れ、例えば娘に関わるなと言われたけど、七海麻美の家に行ってストーカーっぽくなった可能性も考えられます。おとぎ話「浦島太郎」のストーリーを抽象化・細分化してみると、一部の要素で『かのかり』とリンクする部分があると考察できます。

麻美あの人考察

『かのかり』では、七海麻美の弟が「あの人」と言うシーンが意味深な伏線になっています。あの人は七海麻美の家に来たことがあり、七海麻美は乗り気ではない態度を示しています。

その後、七海麻美の弟は父親に怒られる可能性に言及し、他に恋人ができたらマズイ雰囲気も伺えました。この時点では、許嫁や将来を約束した人がいる?と考察できました。

そして、父親が決めた結婚相手・白馬の存在が明かされていますので、あの人=白馬の可能性があります。他には、元カレ・浦島太郎も考えられます。

『彼女お借りします』麻美過去&あの人考察まとめ

『彼女、お借りします(かのかり)』七海麻美(ななみまみ)の過去&あの人をネタバレ考察しました。

七海麻美の過去は父親から自由を奪われ、彼氏・浦島太郎との関係を引き裂かれるなど、暗く悲しい内容になっています。これが七海麻美の闇落ち理由になっていると考察できます。あの人については、父親が決めた結婚相手・白馬が第1候補といった印象です。

七海麻美の過去&あの人について様々な考察をしつつ、今後も『彼女、お借りします』に注目していきましょう!

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